IBM 5511 JX5 の内部写真

ジャンク品の IBM 5511 PC JX (JX5) を購入しました。5,250円でした。

以前 JX4を購入したのですが、5インチFDD付きのJX5をヤフオクで見かけて内部の違いが気になったので購入してみました。

蓋を開けたところ。

上段は5インチFDDと電源だけです。増設メモリーを取り付けできたり、FDDの代わりにハードディスクを搭載できるようです。

下段。見た目はJX4と変わりありません。

FDDを外したところ。

JX4ではシステムボードの上にROM基板が付いていたのですが、JX5ではCPU+メモリー基板になっています。

分解して掃除しました。

システムボード自体は JX1~JX4 と共通のようですが、CPUとクロックジェネレータがソケットになっていて、別基板に搭載されています。

ハンダ面はジャンパーが飛んでいて、回路が小変更されているようです。

JX4ではROMだけ搭載されていた子基板ですが、JX5ではROMの他にCPU、クロックジェネレータ、DRAM 256KByte、RTCが搭載されています。JX5はCPUのクロックが高速化されています。

CPU基板のハンダ面。

フロッピーディスクインターフェース

64KByteの増設メモリー

拡張ビデオ基板


RS232Cインターフェース基板。これはJX4には付いていませんでした。

前面
JX4ではROMカートリッジを挿入して拡張モードと基本モードの切り替えを行いますが、JX5ではCPU基板上に拡張モードのROMも含まれていて、本体前面のスイッチで切り替えできます。

背面
RS232Cのコネクタがある以外、JX4と同じです。モデル番号も同じ。


このブログの人気の投稿

windowsで「インターネット接続の共有」の設定

月刊 I/O 記事リスト 1976~1989

X68000実機のROMを保存